問題点 ユーザについての各種申請が、社内システムのマスタデータに反映されるまでに時間ががかかっていた。 反映されたマスタデータの内容が、申請内容と相違する場合があった。 申請、承認によるマスタの変更履歴、否認された申請についての情報を取得することができなかった。これは、内部統制の観点から問題視された。
原因 ユーザについての各種申請は、各部署から紙ベースにより承認者に宛てられていたため、申請からデータ反映までに時間を要していた。 承認を確認したシステム部署は、申請書の内容を目視で確認し、社内システムにタイプ入力することでデータベースへのレコード作成、更新を実施していたため、入力内容に誤りが発生することがあった。 申請、承認、否認の履歴がシステム管理されていなかった。